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プレミアリーグが泣いている!Old traffordの怒り [海外サッカー]

 CLのAC Milan戦で、トラムの駅からOld Traffordに向かう途中にあったマンUグッズを販売する店の売り子と会話をかわした。
彼は、黄色緑色のマンUマフラーを手に、Gold&Greenキャンペーンについて丁寧に説明してくれた。
マンUの前身がニュートン・ヒースFCで、それはマンチェスターの鉄道員のためのクラブであったこと。そのチームカラーが金色と緑色であったこと。
現オーナーのアメリカ人、Glazer一族がマンUを買収してから、クラブの負債は膨れる一方であること。
Old Traffordで観客がこのマフラーを打ち振るのは、もう一度原点に立ち返ってマンUのクラブの経営を取り戻すためであること。
そして、最後に眉間に皺を寄せてつぶやいた。 "We hate Glazers"

 話は2005年にさかのぼる。
アメリカのNFLタンパベイのオーナーであるGlazer一族が、突如マンUの買収を発表した。資金は、金融機関からの巨額の借り入れに頼った。それ以降、クラブの負債は膨らむばかり、毎年の利払いだけでも100億円以上。そして、負債の合計はついに1000億円を超えることとなった。
先日、プレミア初の破綻クラブとなったポーツマスの負債が90億円だったことを考えれば、とてつもない金額だとわかる。

問題は、Glazerの買収が何の目的だったかである。
サッカーを愛し、クラブをよくしたいと願うなら、なぜ、オーナーは滅多にOld Traffordに姿をみせないのか?
買収後の一連の仕振(大型補強をするでもなく、財政改善の策をうつでもなく)をみて、地元のサポーターに、これは単なる投資としての買収であったと疑念を抱かれても仕方なかろう。

幸いにも、チームは、名伯楽アレックス・ファーガソンに率いられて、プレミア3連覇を達成している。しかし、70歳近い高齢を考えれば、クラブの将来に自信が持てないだろう。
最悪、新監督のもと、プレミアはもとより、UEFA CLの出場権も逃せば、収入は激減する。それこそ、ポーツマスの二の舞になりかねない。

そんな不安感が、サポーターをGold&Greenキャンペーンに追いやったのではないか。

AC MILANとの試合では、スタンドの9割の人が、赤と白ではなく、黄と緑のマフラーを打ち振っていた。
"Love United, Hate Glazer”のチャントは鳴り止まなかった。

場内のキャンペーンが最高潮に達したのは、ベッカムが試合後にピッチでスタンドに手を振って帰ろうとしたときだった。サポーターから渡された黄と緑のマフラーを首に巻いた瞬間、どよめきの後、7万4千の割れんばかりの拍手がOld Traffordを包み込んだ。

珍しく観戦に来ていたGlazer氏の目にはどのように映っただろうか。


プレミアリーグが泣いている、サポーターも泣いている[もうやだ~(悲しい顔)]

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