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大和”なでしこ”魂~2011女子ワールドカップ決勝を前に [日本代表]

 サッカージャーナリストである大住良之さんが女子サッカーについて語るのを聞いたことがある。
「男子選手は、限界の一歩手前で根を上げる。しかし、女子選手は、限界を破ってがんばってしまう。従って、試合後に全身痙攣をおこして、皆が20分も介抱しないと立ち上がれないこともある」

氏は、元サッカーマガジン編集長で現在は、NIKKEI.comにもサッカーコラムを持ち、そのわかりやすい文章が評判の方だが、実は、もうひとつの顔を持っている。あまり知られていないようだが、女子サッカーチーム「PAF」の監督を長年おやりになっているのだ。

その大住さんが、チームのキャプテン大原さんと一緒にトークしたときの話が前述のものだ。

澤キャプテン率いるなでしこジャパンが、決勝に進出するまでの戦いぶりを観て、この言葉を思い出した。

なでしこの戦術がバルサと類似しているとの指摘が多いが、実際は日本の男子代表の戦術を導入していることがわかる。チームの心臓部である澤と阪口のボランチを中心に2~3人による連動したプレスからのショートカウンター、オフサイドトラップ。ショートパス主体のポゼッション。ボールのないところでの第三の選手のフリーランニング等々。

ここまでの なでしこ の相手で、同様なプレスを絡めた組織的な守備をしていたチームは皆無。
なぜなら、これらの攻守一体のサッカーを実践するにはかなりの体力を要するからだ。

ベスト8でのドイツとの120分の死闘。
後半、下腹部を強打した澤が、ピッチに倒れこみ、悶絶する。だが、担架で外にだされて数分後には何気ない顔でピッチに戻った。
また、決勝点を挙げた丸山がアップになったときに、滝のように流れる汗と疲労で苦痛にゆがむ顔がTVに映った。
相手との体格差を考えれば、小柄ななでしこの選手が痛むのは必然か。

準決勝で自分のパスミスで失点してしまった澤が、後半、自らヘッドで得点をとってミスを帳消しにした精神的な強さを見せた。

彼女らは肉体的な苦痛を克服した。
決してあきらめず、最後まで戦うという精神力を見せた。
これぞ、なでしこの大和魂だろう。
だから、地元ドイツのファンでさえ、自国のチームが敗れても、なでしこに声援を送ってくれる。


頂点は、すぐそこだ。
ここまで来たのは、決勝で負けるためではないはず。
悔いを残さず、精一杯戦ってほしい。
もう一度、自分の限界を超える大和魂を見せてくれ。

その結果、たとえ、なでしこの選手がピッチに倒れこんでも、満員になるであろうスタンドの観客の誰も、あなたたちを見捨てたりはしないだろう。
そして、早朝からTVの前で観戦する日本のファンは、あなたたちと共にいる。


咲かせろ!なでしこの大輪。
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