So-net無料ブログ作成

11年目のリベンジ~C’eat la vie,10.12対フランス戦 [日本代表]

今野がCKからのこぼれ球をとって、ドリブルする。10m、20m、30m、50m。
この光景を見ていたフランス人は、きっと98年W杯決勝ブラジル戦のフランス3点目のシーンを思い出したはずだ。
カサにかかって点をとりにくるブラジルを一丸となって守るフランス。と、CKのこぼれ球がデュガリーの足元へ。一気に加速してブラジル陣内へ、10m、30m、そして3-0とするプティのゴール。この瞬間、フランスのW杯初優勝が事実上決まった。

だが、今回は自国のゴールではなく、awayチーム日本の決勝点となったことが決定的に違っていた。
今野の両脇を駆け上がる長友と香川。スルーパスが長友へ、そして折り返しを香川が滑りながらゴールネットへ。日本1-0。

デシャンが天を仰ぐ。
ああ無情!Les Miserable!
フランスは試合に勝って、勝負に負けた。

話は11年前にさかのぼる。
2月のサンドニ、冷たい雨が降る重馬場のコンディションに加えて、国内組主体だった日本代表はオフ明けで試合勘やフィジカルも低いまま試合に臨み、0-5の惨敗。
いや、コンディションの問題よりも彼我の実力差が真の原因であった。
個々の技術、プレスのかけ方、ピッチにスベル選手が続出したフィジカルの差・・・
まるで、大人と子供の試合を見ているようだった。
中田英や俊輔、名波らを擁して史上最強と呼び声の高かったトルシェ日本が、一杯地にまみれた瞬間だった。

試合後に、ジダンが中田英の頭をなでているのをみて、上から目線を感じたものだった。
もし、ジダンが中田に呟いたとしたら、”C’eat la vie”(これも人生だ)だろう。

そんなサンドニの悲劇の仇を見事に取ってくれたザックジャパン。
しかも、引いて守って耐えるだけでなく、ときにはDFラインを高くして前線からプレスをかけ、速攻の刃を研ぎ澄ましながら、その一瞬に備えた試合運びのうまさ。

前半、あれだけ守りに奔走されながら、後半最後の最後で50mもの距離を駆け上がれるフィジカルの強さ。
ゴールラインまで5mしかないのに、DFを振り切りトップスピードに加速して正確なクロスを上げる技術。
高さを捨てて速さに賭けてゼロトップに修正した戦術。
そして、1-0で逃げ切れるしたたかさ。

たとえ、親善試合であっても、敵のホームで世界トップ10程度の国を負かすことは容易ではなかったはず。

11年の歳月が日本サッカーを強くしたとの思いを強く持った。
正しい指揮官に正しい選手、正しい戦術の選択と、強化の方向性は誤っていなかったのだと。

みたか、Les Blue。
サムライブルーの方がより輝いて見えたぞ。

C'est la vie!!!!!!
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。